超人気キラーブランドの始まりは、路地裏の小さなお店から・・・ 知る人ぞ知る存在でありながら、熱狂的なファンがいる。小さいからこそガンガン儲かる無敵のブランド、それがキラーブランドだ! 岸★正龍 本の新聞
超人気キラーブランドの始まりは、路地裏の小さなお店から・・・
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著者 岸★正龍
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超人気キラーブランドの始まりは、路地裏の小さなお店から・・・
著者
岸★正龍
発行所
フォレスト出版
本体価格
¥1,400 + 税
発売日
2004-10-21
ページ数
253
もっと詳しく
知る人ぞ知る存在でありながら、熱狂的なファンがいる。小さいからこそガンガン儲かる無敵のブランド、それがキラーブランドだ!
<著者よりひとこと>
はじめは路地裏の八坪の店。
ないないづくしのチンケな商売。
ある日「アイ・ワナ・ビー・ブランド!」って目覚めたものの、
そこから始まる失敗ドミノ。
倒れ倒れて真っ暗やみへ。
でもあきらめなかった。
萎えちゃうくらいの失敗を超え、結果、キラーブランドに成りあがった。
その全部のやり方を、すべてこの本に書きました!
<本の内容>
キラーブランドとは、一言でいえば
「知る人ぞ知る存在でありながら熱狂的なファンを持つ、
小さいからこそガンガン儲かる無敵のブランド」のこと。
そして本書では、そのキラーブランドになるための
コアとなる商品・サービス作りから、
いくつかのプロセスを経て、
最終的にブランドとしてプロデュースするまでを、
著者の実体験をベースに具体的で、
わかりやすいステップ・バイ・ステップ・チャート
にしてすべてお見せします。
ブランド? 興味がないな。という前に、
以下の項目に一つでも当てはまる人は、ぜひ読んでみてください。
絶対に損はさせません!
◎小さな会社で、プライドを持って働いている人
◎お店を経営している人、これから始めたい人
◎低迷している売上げをなんとか伸ばしたい人
◎スタッフのマネジメントで頭を抱えている人
◎心から、たのしく仕事がしたい人
◎自分の人生を変えたい人
キラーブランドには、単に「売れる!」というだけでなく、
あらゆる問題を解決してしまうほど強力なパワーがあります。
なぜなら、それは著者の岸氏がすべて実際に体験してきたことだからです。
著者の岸★正龍氏は、多数のメディアでも紹介され、
東海地方を中心としたファッションに敏感な若者に絶大な人気を誇る
「アイウェア(メガネ&サングラス)」のブランド、「モンキーフリップ」の代表。
あの小阪裕司先生主催のワクワク系マーケティング実践会では、
グランプリおよびルーキー・オブ・ザ・イヤーを受賞したという実力派。
さらに本書は、小阪先生をして、
「この本は、まさにボクが書きたかったことが、すべて書いてある!」
言わせしめた程の濃い内容。
コンサルタントではなく、現実のビジネスと日々戦っているからこそ語れる、
とことん「リアルな体験と実践的なノウハウ」がすべて詰め込こまれています。
読めば、あなたのビジネスに対する姿勢を変えてしまうほどパワフルな1冊です。
<レビュー>
モンキーフリップというメガネブランドを作った
岸★正龍さんという方が書いているブランディングの本。
なのですが、
普通マーケティングやブランディングの本というとお堅い教科書のような内容というか、
理論と実践について淡々と書いてあるという印象が強いところ、
この本は実際にブランディングを行ううえで幾度もの失敗や泥臭い経験をしてきた著者の本音と、
その経験に裏打ちされた確かなテクニックが余すところなく記述されています。
なんというか、この手の本には珍しく書き手の文章がとても熱く、
ときおりジョークも混じっていたり、
ブランディングのテクニックよりももっと深い心の持ち方的なところの記述が上手で、
自己啓発の名著でも読み終えた後のような高揚感を味わった不思議な本でした。
本編のブランディングの手法ももちろん面白いのですが、
時折交えられるマーケティング小話もいいです。
著者の知識の広さをうかがわせます。
(マーケティングに関するありとあらゆる本を読んだ、とありました)
例えばレナウンの「通勤快足」が、
実は新製品ではなくて「フレッシュライフ」という名前で10年前から売っていて、
全然売れてなかったものを名前を変えたら40倍も売れたという話。
とある路地でたこ焼き屋が二店、向かい合って並んでいて、
一方は「向かいの店より絶対美味い」とかいていて行列を作っているのだが、
実はその二店とも同じ人が経営しているという話。
思わずへぇ、が出てしまいそうなお話ですね。
というわけでまとまりのないレビューになってしまいましたが、おすすめの一冊です。
なんか表紙とか帯とかをみると、いかにも的なデザインになっているので、
最初は疑ってかかりがちですが、だまされたと思って一度読んでみてください。
マーケティングを実際に現場で担当されているひとも、そうでないひとも。