話し方教室に通おうと思っている人におすすめ緊張しなくなる あがり症克服のための本

緊張しなくなるあがり症克服のための本

話し方教室にあがり症克服のためにいく。
頭ごなしに絶対いくなという訳ではないが、人によっては気を付けなくてはいけない。

『よく「あがり症を克服するには、場数を踏むしかない」と言われます。実際に「自分は場数を踏んであがり症を治した」とおっしゃる人に会ったこともあります。が、私に言わせれば、“場数を踏んで治る人”はあがり症ではなく、ちょっと緊張しぃだっただけです。
ホンマもんのあがり症は、私がそうだったように場数を踏むほど悪化することの方が多いのです。』　これは本書のプロローグからの引用。

話し方教室に行くと、のっけからみんなの前で自己紹介をさせられることがあると聞く。普通の人ならこなせるそんなことでも、ほんまもんのあがり症の人はドキドキバクバクとなってしまい、その経験から余計に悪化してしまうことも。泳ぎ方も知らないのに、いきなりタイムを競うスイミングスクールに入会するようなもので、水を見るだけでも気分が悪くなるようなトラウマを抱えることになってしまうかもしれない。

著者は、何十年も前ならいざ知らず、今はこれだけ脳科学の研究が進んでいるのだから、無意味な根性論はもう止めようと提唱する。