大学受験で「日本史」を受験する人におすすめ 歴史の勉強が楽しくなる 平清盛の本 本の新聞
大学受験で「日本史」を受験する人におすすめ
経営者・平清盛の失敗
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山田真哉
2011-11-25
歴史の勉強が楽しくなる 平清盛の本
来年の大河ドラマ「平清盛」が始まる前にぜひ読んでおきたい1冊を挙げるなら、この『経営者・平清盛の失敗』を迷わず推薦する。
「さおだけ屋はなぜ潰れないのか?」で有名な公認会計士・山田真哉の2年ぶりの新著だ。
12月16日発売、ということで「清盛ブームに乗っかった経済本」かと思いきや、歴史マニアも興味をそそられるような深い内容が目白押し。
それでいて、非常にわかりやすい文章で書かれており、老若男女、歴史知識の深浅を問わず楽しめる。
Twitterで「中学生・高校生に読ませたい」と絶賛の声!
この本は、web「現代ビジネス」に連載されていた記事を、大幅に加筆修正したもの。web連載当時から人気が高く、同サイト内のランキング1位を獲得したこともある。
この連載の評判は、twitter上で顕著にあらわれている。
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≪twitter上の感想(一部抜粋)≫
■歴史の「なぜ?」を紐解いていくとこんなに面白い、ということがわかる作品
■非常に勉強になる。受験生にはこういうものを読んでほしい
■タイトルは煽りっぽいが、それに反して中身はしっかりしている
■面白かった!
■教科書を深く掘り下げるといろんな物語があるんだな
■わかりやすい通貨論の入門として読める
■歴史好きにはたまらない内容
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たしかに、この本は単なる史実の羅列ではなく、
「教科書には『平家は貿易で巨万の富を得た』とあるが、貿易したら必ず儲かるわけではない。ではなぜ平家は儲けたのか?」
と、教科書の説明に疑問を抱くところからスタートする。さらに、
「なぜ、物々交換しかなかった当時の日本で外国通貨が普及したのか?」
という謎にいたっては、歴史研究者たちの通説をバッサバッサと斬っていく。
そして、最近の調査を踏まえた驚きの見解を提示する。
ただ単に暗記するだけの「受験歴史」のせいで歴史嫌いになってしまったアナタも、この『平清盛の失敗』で、歴史の本当の面白さに気づくこと間違いなし! (寿太)
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